2014年2月24日月曜日

フェアトレード、知って納得、キットカットも

最近、見聞きするようになったフェアトレード。コーヒー、紅茶、チョコレートの原料カカオ、オーガニックコットン、ハーブやスパイスなどを、アジア、南アメリカ、アフリカなどの発展途上国から公平で適正な値段で取引し、立場の弱い途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す活動のこと。

フェアトレードは、英語の Fair tradeで、「公正な取引」という意味。品目として、コーヒーのような食品以外にも、手工芸品、衣服がある。生産者が不当に安い価格で買い叩かれ、低賃金労働者が発生することを防ぐこと、また児童労働や強制労働させる環境を改善したり、低価格ゆえに生じる乱開発、環境破壊を防ぐ。

日本でも、生協他フェアトレードショップでフェアトレードは進んできている。また、スーパーのイオンもフェアトレードコーヒーの販売を始めるなど大手企業が参入してきている。

フェアトレードは、日本という国レベルだけでなく、巡り巡って個人にもメリットが還元されていくものだが、目先的には、ノンフェアトレード類似商品と比べて価格が高くなってしまい、価格に見合う商品になっていないのが問題。フェアトレード商品を買うメリットとして、有機栽培などの質の向上を図ったりしていく必要がある。

下図は、フェアトレード商品のマーク。最近多くの商品に付き始めていて、キットカット(2番目の写真)にもついている。




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