宮崎県北霧島にある、恵みの湯、「神の郷温泉(かんのごう)」に泊まりで行ってきた。曇りだったので、よく見えなかったが霧島山が見える場所。見えたら絶景に違いない、残念。
外湯にたくさんの人が来ていたので、宿泊者用の内風呂の離れのヒノキ風呂にまず入った。内風呂は本館からは少し離れていて、外に出ていかないといけない場所にある。床が大理石でできているのかと思ったら、ヒノキで出来ていて表面が石灰化しているのが後で分かった。
浴槽は大きく、これもヒノキでできているのだが、縁はすべて石灰化していて、歴史を感じる。建物の屋根が高いため、空気が淀んでいないで、白い湯気が高く立って気持ちがよい。泉質は、白というよりは少し錆色の濁った湯で、硫黄臭がする。pHは、中性で、6.9。源泉温度は、45-47℃。
なめると鉄分も多く含まれているのがわかった。温泉は掛け流しで、湯量もかなり多い。温泉の説明には、炭酸泉とあるが、体に泡がついてくるようなことはなかったので、炭酸泉なのかは不明。
食事は、今風におしゃれなダイニングで、美味しくいただきました。外湯で来ている人たちは、別の食堂で、バイキングとセットがあるみたいで、1,930円とお安いからか多くの人が並んでいた。
寝る前に、本館の温泉にも入ろうとしたら、夜10時までということだったのに、9時50分で入れてもらえなかった。しかたないので、翌日朝に、誰もいない朝風呂に入った。露天もあり、外気に触れながら入る朝風呂は最高。濁り具合は、離れのヒノキ風呂より薄めだった、時間で出てくる湯の状態が変わるのかしら。
体を伸ばしてゆったり浸かり、日頃の疲れをたっぷりとった。
勝手な評価:★★★★☆
場所:宮崎道、小林ICで降りる。小林ICより12分。
〒886-0004 宮崎県小林市細野5273-19
TEL 0984-23-2006