ブラジルサッカーワールドカップ1次リーグC組第1戦でコートジボワールに1-2で逆転負けを喫した日本が、東部ナタルでギリシャと戦い、0-0で引き分けた。決勝トーナメント進出は25日のコロンビア戦での勝利が必要最低条件になった。
ボール支配率は日本68%、ギリシャ32%、シュートは日本16でギリシャ9と日本が優勢だった。ギリシャはカツラニスがイエローカード2枚で前半38分退場して10人になったが、日本は攻め切れなかった。
ギリシャ戦を引き分けたことで、日本は勝点1を得たが、決勝トーナメントへの自力進出の可能性はなくなった。決勝トーナメントへは、次のコロンビア戦に勝って勝ち点を4にした上で、
ギリシャ-コートジボワール戦でギリシャが勝つと勝ち点4で並び、ギリシャと得失点差の争いになる。現在の得失点差は日本がマイナス1で、ギリシャのマイナス3。
ギリシャ-コートジボワール戦が引き分けると、コートジボワールと勝ち点4で並び、得失点差になる。現在の得失点差はコートジボワールがゼロで、日本はコロンビアに2点差以上で勝てば決勝トーナメントに進める。
ギリシャ-コートジボワール戦で、コートジボワールが勝つと勝ち点が6になり、コートジボワールがコロンビアとともに決勝トーナメントに進み、日本はコロンビアに勝っても敗退が決定する。
FIFAランキングは、日本が46位、コロンビア8位。コロンビアはC組4国のうち最強だが、やるしかない。コロンビアに勝つことが希望をつなげる唯一の道。
日本-コロンビア戦、ギリシャ-コートジボワール戦はいずれも日本時間の25日午前5時開始。不発の香川には奮起してもらいたい。