2014年6月18日水曜日

W杯サポーターがゴミ拾い 日本人に生まれてよかった

サッカーW杯ブラジル大会、日本対コートジボワール戦は残念な結果に終わった。日本チームの良い所が発揮できなかったし、コートジボワールの方が日本を十分研究していた。

負けてしまったが、試合後に、日本のサポーターが観客席のごみ拾いをしたことがインターネットや地元紙で話題になっている。試合後、ゴール裏のサポーターが率先して飲食物の包装紙などのごみ拾いを開始。数百人が参加したという。

ブラジルの地元紙は「日本は敗北したが、日本の応援団のカリスマ性はブラジル人の心をつかんだ」と好意的に報道。「ツイッター」でも称賛の声が上がった。「負けた後のスタジアムを清掃するなんて。日本人はすごくかっこいい」とつぶやいた。

イギリス紙でも、「フットボールファンは、大事な試合に負けるとゴミを投げ、スタジアムを汚すことが多い。しかし日本のサポーターは善意の精神を忘れなかった」「近年の試合で、日本以外の他にこのような光景を見るのは珍しいこと」とコメントしている。

韓国、中国のネット上でも、「日本人はやっぱり凄い民族だ」、「われわれ中国人は見習わなければならない」という称賛の声のほか、「日本人は何て恐ろしい民族なんだ」と、利他的な行動を自発的に行う日本人に恐怖心を抱く声も見られたという。

サポーターによるごみ拾いは、1998年のフランスW杯から続いているという。日本人のこんないい話が聞けて、日本人に生まれてよかった、と思う今日このごろであった。

ゴミ拾い







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