低燃費タイヤだと、もっともよい条件で、最大4%低燃費になる。ガソリンの値段がリッター130円だとすると、5.2円お得という計算。
新品タイヤで溝は約8mm、約5,000kmの走行でタイヤの溝が1mm減るといわれているので、1年1万キロ走行の場合、4年が寿命ということになるが、がんばって5年乗ったとする。
5年間でガソリン代が40万円とすると、低燃費タイヤでは4%で17,500円のガソリン代がお得になる。タイヤの値段は低燃費タイヤの方が少し高いので、微妙な差。ガソリンを少しでも消費しない方が環境にやさしいので、地球に貢献しているという満足感が大事かも。
ところで、低燃費タイヤというのは、ノーマルタイヤとどう違うのか?転がり抵抗性能が「AAA」「AA」「A」、ウェットグリップ性能が「d 」以上のものが低燃費タイヤに該当する(タイヤについている評価ラベルは↓)。
両評価が高いと、タイヤの力が効率よく道路面に伝わることを意味する。さて、注意が必要なのは、ウェットグリップ性能「d 」ランクというのは評価「a」から「d」までの最低ランク。
メーカーの実際の低燃費タイヤの主流は、転がり抵抗係数が「AA」か「A」、ウェットグリップ性能はbかcである。というわけで、雨の道路でのグリップ性能はよくない。
両評価が高いと、タイヤの力が効率よく道路面に伝わることを意味する。さて、注意が必要なのは、ウェットグリップ性能「d 」ランクというのは評価「a」から「d」までの最低ランク。
メーカーの実際の低燃費タイヤの主流は、転がり抵抗係数が「AA」か「A」、ウェットグリップ性能はbかcである。というわけで、雨の道路でのグリップ性能はよくない。
燃費がよくなっても、雨の中での安全性が低いのは問題。メーカーは目新しい商品を常に出し続けないといけない。消費者が望むのは、安価で安全で劣化せず長く乗れるタイヤ。メーカーが望むのは、利ざやが大きく、安全だができるだけ寿命は短めで買い替えしてもらえるもの。
結局、低燃費タイヤは絶対おススメとはいえるものではなさそうだ。
結局、低燃費タイヤは絶対おススメとはいえるものではなさそうだ。