MERS(マーズ)感染で韓国が大変なことになっている。日本人も感染した可能性があり、隔離されているという話だったが、今日のニュースでは陰性だったようだ。韓国では、日本製のマスクが1枚1万円で売れる異常な状態だそうだ。(MERSの詳細は以前のBlog参照ココ)
現在、韓国でのMERS感染疑いがあるため、医療施設や自宅での隔離対象者は韓国全土で5200人を超えた。感染者は154人、死者は計19人になった。わずか10日ほどの間の話だ。
潜伏期間は数日から2週間と長めなので、発熱していない状態でもすでに感染している人がいる可能性がある。韓国には、入院した人を大挙してお見舞いする習慣があり、これで未感染の人を感染させてしまった。
韓国一と言われるサムスンソウル病院が、実はずさんな医療体制で、医者や救急隊員まで感染していた。病院だけで、感染者72名。
感染可能性があるにもかかわらず、通常の外来に来て感染を広げた人もいた。韓国政府は、財閥サムスンの圧力で感染者がいる病院リストの公開をためらった。この結果、この病院での感染者数を増やしてしまった。
韓国政府のこの失態で、朴政権に対する国民の支持はさらに離れていくことになる。
日本に近い釜山でも患者がでたということで、日本国内での感染の可能性は高まっている。なんとか、感染は水際で止めてほしい。