2015年6月1日月曜日

食品の放射能被爆から身を守るためには?

放射能汚染が原因で、台湾が5月中旬から日本食品の輸入規制強化に乗り出した。台湾は福島原発事故の直後から福島など5県からの食品の輸入を禁止してきたが、不法な輸入流通が発覚し、今後、さらに強化することになった。

あまり知られていないが、実は台湾だけでなく世界中多くの国が、福島原発事故以来、日本食品の輸入を禁止したり、制限を掛けている。主要な先進国や大国のほとんどがなんらかの規制を行っている。

事故当時18才以下の子どもを対象に実施している甲状腺検査で、103人が甲状腺ガンと確定したと、先日報道があった。通常100万人に0.2-1人ともいわれる小児甲状腺ガンだが、福島県はすでに300人に1人、通常の少なくとも300倍から数千倍になる。

事故で発生した放射線物質は主に食品を通じて、確実に今も日本全体に広がっている。基準値以下ということではあるが、野菜、米、牛乳、肉にも含まれてきている。

これらを食べると、一部は体の成分となって残り(内部被爆して)、半減期30年というような核種もあるので、長い年月をかけてある確率でガンなどを引き起こす可能性がある。

放射性物質のうち、問題になるのは半減期の長いストロンチウムとセシウムで、これらが体内に残らないようにすれば、かなり身を守れるはず。

ストロンチウムは、カルシウム、そしてセシウムはカリウムと置き換わりやすいので、カルシウムやカリウムを適切に摂取していれば、体にそれらが蓄積することは防げるはず。

このためには、カルシウムやカリウムを多く含む乳製品や野菜を適切に摂ることが大事。また、運動や頭を使うことで、代謝を高い状態に保ち、脂肪蓄積を防ぐことも大事。前にも書いたが、頭を使う頭脳労働もけっこうエネルギーを使う。


福島原発2




広島ブログ