2015年6月8日月曜日

ぎっくり腰にならないために 予防と対策

最近、身の回りで「ぎっくり腰」になった人が多い。「ぎっくり腰」の予防と対策の方法について、ちょっとまとめてみた。

ぎっくり腰は「急性腰痛症」が正式病名で、ドイツでは、「魔女の一撃」と呼ばれるぐらいで突然やってくる。重いものを持ち上げたときや、急に体を動かしたとき、咳やくしゃみなどでもその一撃を食らうことがある。

ぎっくり腰は、筋肉やじん帯に過度な負荷を突然かかり、断裂する結果起こる。また、椎骨の関節とその周りの膜、さらに椎間板などがずれたり、傷つき神経を圧迫することでも起こる。

加齢や運動不足のために、腹筋と背筋など腰を支える筋肉が弱くなることで、急激な運動に耐えられなくなっている場合に起こることが多い。もちろん、椎骨の関節や椎間板が変形していても、ぎっくり腰を起こしやすくなる。

ぎっくり腰を起こした場合には、激しい痛みがある間は、無理にからだを動かさず、横向きに寝て、腰を丸めた姿勢をとる。患部は温めるのではなく、冷湿布で冷やす。

ぎっくり腰の予防のために
腹筋と背筋など腰を支える筋肉を日頃から鍛えておく。むりしないレベルで少し意識してこれらの筋肉が減らないよう運動する。

重いものを持つときは、ひざを曲げながら体全体で持ち上げる。物を拾うなどで前屈みになるときも同じ。

ゴルフや野球のスイングのように、急に腰をねじる場合も、十分柔軟運動をしてから、スイングはフルではなくて80%にとどめる。

下は、像の骨格だが、4つ足の動物の安定性に対して、2足歩行になったヒトはどうしても腰に負担がかかる。日本人は和式トイレでしゃがむことでで自然に足腰を鍛えてきたのだが、洋式に変わって腰を弱くさせているのではないかとかってに思っている。


骨格



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