2015年6月19日金曜日

このカバが可愛い ジョージアの洪水で猛獣が脱走

ジョージアの首都トビリシで13日夜、豪雨による大規模な洪水が発生し、たくさんの人が亡くなった。ジョージアは今年の4月まではグルジアと呼んでいた国で、トルコとアゼルバイジャンの北に位置し、黒海に面する国。

洪水でトビリシの動物園も浸水し、多数の動物が溺れて死んだ。また、オリが損壊し、クマやライオン、ジャガー、クマ、オオカミなどの猛獣が外に逃げ出した。300頭近くになるという。

トラに突然襲われて、男性1人も亡くなったと、18日のニュースであった。

ニュースに出てくる巨大なカバが、なぜか可愛い。実は、カバは見かけと違ってかなり凶暴な動物。

おとなしそうだが、時速40km以上で走ることもでき、口を開くとかなり大きな牙が目立つ。アゴの力も強く、巨大なワニも殺すことが出来る。

アフリカでは、野生動物のうち、他の猛獣よりもカバに攻撃されての死者が一番多いという。1年間に3千人が犠牲になっている。驚く数字!

こんな危険なカバだが、トビリシの動物園から逃げ出したカバは、人が何人も押して誘導している映像をみると、まったくおとなしく、人なつこい顔をしている。カバにもいろいろ性格があるということかしら。

洪水だけでも大変なのに、まだクマやハイエナの行方が分かっていないそうだ。

カバ


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