ガは、「ウメエダシャク」という蛾で、体は4-5cmくらいで黄色地に黒のまだら模様(↓)。羽根は黒地に白の斑点がある。
ウメエダシャクは、シャクガの仲間で、いわゆるシャクトリムシ。幼虫はウメ,サクラなどの木の葉を食べる。成虫は梅雨から初夏に現れる。昼間にヒラヒラ飛びまわる。胴体が黄色いので、ちょっと怖そうだが、毒はない。
2年前、あまりに多いので、虫網を買ってきて、徹底的に捕まえた。殺虫剤だと、梅の実を食用にできないので、ともかく採り続けた。ヒラヒラ飛びなので、すぐ捕まえられそうだが、網を近づけると、スピードアップしてうまく逃げかわす。
次の年、さすがに数は減ったものの、まだたくさんいた。この年もがんばって蛾を採った。
そして、今年もこの時期がきた。今の所数匹程度の蛾が飛んでいるだけだ。なんとか終息できたかも。
梅など実のなる植物は、ともかく害虫が多い。梅は、アブラムシ、カイガラムシ、イラガなど戦う相手は多い。