秋はサンマの季節。北海道近海の油がのったサンマは、この時期一番美味しくなる。NHK「ためしてガッテン」で、サンマの塩焼きを2倍美味しくするワザが公開された。さっそく試してみることにした。
まず、今までのサンマの焼き方が問題だった。普通、サンマに塩をした後、グリルで焼く時、表面に十分の焼き目がつくまで焼く。見かけは美味しそうだが、実は焼きすぎで、うまみとなる油が大部分出て失ってしまうし、肉も固くなる。
油を失わず、肉も固くならないおススメ焼き時間は強火で7分(両面)、この後、お皿に移して2分待って余熱で完成。
この方法で実際焼いてみると、表面はまだ焼き目がつかない。美味しそうに見えることも大事なので、どうするか。
サンマを焼く前に、ミリンを水で10倍希釈した液を魚の表面に手か刷毛で軽く塗る。塗ったあと、グリルで同じ時間で焼くとしっかり焼き目がつく。(アミノカルボニル反応か?)
実際この方法で焼いて食べてみる。まず見かけ。焼き目がつき美味しそう。食べると、肉がジューシーで柔らかい。最後にうまみの油がしっかり口に広がる。これは知らないと損かも。
考えてみれば、この方法はサバなど塩焼きの魚一般に有効かも。こんど試してみます。