今回、加工肉がIARCの発がん性の基準で、喫煙やアスベストなどと同じ「グループ1」に分類された。
「グループ1」は,「人に対して発がん性が認められる」 食品。ちなみに,「グループ2」は,「人では確認していないが,動物実験レベルで発がん性が認められる」。
発がん性を引き起こす原因は、黒ずみを防ぐ目的で使われる食品添加物。お肉を保存しておくと、黒ずむのはご存知の通り。
ハムやソーセージでも同じように黒ずんでは商品にならないので、食品添加物として、亜硝酸ナトリウムが使われている。
亜硝酸ナトリウムは,体内で発がん性のあるニトロソアミンに変化するのが問題だ。少量であれば、問題ないものも長期に渡って摂取すると、知らないうちにガンになってしまう。
大腸ガンは今や、日本人男性ガン患者のうちで1位、女性では乳がんに次いで患者が多い。今回の発表で、メーカーも、亜硝酸ナトリウム添加を中止せざるをえなくなるだろう。
大腸ガンは今や、日本人男性ガン患者のうちで1位、女性では乳がんに次いで患者が多い。今回の発表で、メーカーも、亜硝酸ナトリウム添加を中止せざるをえなくなるだろう。