4年前にシークヮーサーを庭に植えたのだが、今年やっと40-50くらいの実をつけた。そして初めて試食してみた。
毎年順調に枝が増え、樹の高さは身長を越えた。昨年も4月ころ小さな白い花をつけていたが、実にならずに落ちてしまった。正確には昨年1コだけなったのはなった。そして今年は実としてたくさん残った。
アゲハ蝶がしょっちゅうやって来るので、産んでいった卵をていねいに除く世話が一番大事。
シークヮーサーは沖縄が名産。沖縄方言で「シー」は「酸」、「クヮーサー」は「食わせるもの」。というわけで、しっかり酸味がある。
秋の味覚サンマに大根おろしといっしょにかけていただいたが、クセのない酸味で悪くない。シークヮーサーは皮が薄いので、実が小さいわりに中のジュースは豊富。
シークヮーサーの実は緑色だが、10月以降には黄色になるという。そうなると、酸味がなくなり甘くなって、それはそれで生食でも美味しいという。
果汁成分の中には、クエン酸、ビタミンC、カロチン、各種ミネラルなども豊富で、効酸化作用を持つノビレチンやタンジェレチンなどのフラボノイドが多く含まれている。