2016年4月16日土曜日

その時に備えて:避難生活で生き抜く知恵

4月14日に最初に発生した震度7熊本地震以降、16日未明阿蘇地方で震度6強の地震が発生した。たくさんの人が亡くなったり負傷され、避難生活を余儀なくされる人も多い。被災された方には、心よりお見舞い申し上げます。

被災された方に少しでもお役に立てるような情報をお送りします。避難生活で健康被害に合わないよう、注意すべき点をまとめました。
  • 避難所や車の中などで、体を縮めて寝たりしないこと。長時間同じ姿勢で座っていると足などの特定の血管を圧迫することになり、血のかたまり(血栓)ができ、これが血流に乗って肺に運ばれ、肺の血管をふさぎ、胸の痛みや呼吸困難を引き起こす。糖尿病、高血圧、高脂血症などの人は特に気をつける必要がある。
  • もし狭い場所しかない場合、これは飛行機のパンフレットにもエコノミー症候群対策として書かれているのですが、1時間に1度は足首を曲げ伸ばししたり、少しでも体を動かして血液の循環を良くするようにする。足を折らないで伸ばして、できるだけリラックスできるように服も緩めて寝るようにすること。
  • 水分は多めに飲むようにする。
  • トイレはガマンしない。
  • 体力が落ちて感染症が起こりやすいので、手洗いはこまめにする。できるだけ不潔なものや土を触らない。感染症の多くは手から伝染するので、汚れた手は早めに洗う。
  • 体温を下げないように。タオルなどをマフラーのように首に巻くと体温維持でき寒さ対策になる。できれば頭にも何か被る方がよい。ズボンのすそは靴下の中に入れて体温が逃げない工夫をする。
  • 寒さで空気が乾燥していると、気管の抵抗力が弱まり肺炎など起こしやすい。マスクをすることで、感染も防げるし口内や気管支の乾燥を防げる。
  • 今夜から雨になるかもしれない。明るいうちに雨対策を考える。

長期の避難生活で、水、明かり、トイレなどの確保の方法などについては、以下のサイト(ココ)が参考になると思います。

地震の震源が断層に従って動いているようで、有明海側から大分の別府の方に移動していて、伊予灘さらには四国の愛媛につながって被害が広がらなければよいのですが。。。

熊本地震3
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