もう少し前に四国に行った先の1つを紹介します。阿波市阿波町桜ノ岡にある「阿波の土柱」というものです。国の天然記念物です。
吉野川沿いにあり、川によって運ばれた砂礫が蓄積してできた約130万年前の氷河時代の段丘礫層が、雨風に侵食されたもの(↓)。「世界3大土柱」 (イタリア:チロルの土柱、アメリカ:ロッキーの土柱(ブライスキャニオン)、日本:阿波の土柱)の1つらしい。
今回は土柱に隣接する「土柱ランド新温泉」というところに泊まって見ましたが、徳島自動車道路の阿波パーキングエリアに車を停めて、外に出ることが出来て、歩いて5分ほどで見に行ける。
遊歩道が整備されていて、なかなかの景観。アメリカのブライスキャニオンほど立派ではないが、浸食されて残ったところが柱のようになっている点は同じ。トルコのカッパドキアも同じ原理でできている。
土柱はいくつかあって、最も大きいものは波濤嶽(はとうがたけ)と言って、高さ10m前後の柱が南北約90m、東西約50mの範囲に多数立っている。
遊歩道を辿っていくと、土柱の上にも上がれる。まったく柵のようなものがなく、足下のどこから崩れるのか分からないので、崖の縁には近づけなかった。
夜もライトアップされていて見れるということだったので、再度見に行った。明るいときとだいぶ表情が変わって恐ろしい様子。
入場無料で、お得なものがみれました。
「阿波の土柱」
ライトアップされた「阿波の土柱」
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