ポイズンリムーバー(poison remover)というのは、Poison Extractorとか、venom extractorとも呼ばれ、毒虫や毒蛇に刺されたり噛まれた時に、体内に入った毒液や毒針を取り出す装置のこと。
基本は、山、海やキャンプなどアウトドアで、蜂、毒蛇、毒を持つウニなどに刺された時に使う。最近問題になっているマダニなどは、うまく除かないと大変なことになる。もし、口の部分が皮膚の中に残ると、ウイルスが体内に大量に入ることになる。
ポイズンリムーバーは、蚊に刺された場合にも有効で、刺された後に蚊の唾液を除くと、かゆくならない。小さな子供の場合、かきむしる前に除いてやれば、大きく腫れることもない。
他にも応用があって、見えないくらい小さな「とげ」を除くのにも便利。また、ニキビなど吹き出物の芯を除きたい時や、さらにおできが化膿して膿みがたまっている場合にも使える。ただし、皮膚表面が固く角質化していた場合はムリ。
ポイズンリムーバーの原理は簡単で、先端にカップがついた注射器の形をしていて、カップを虫などに刺された肌に当て、吸引することで毒や毒針を除くというもの。
何度も使えるので、爪切り並みに一家に1つは常備しておくと便利かも。
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