2018年12月11日火曜日
買った塩サバ切り身が「骨抜き」!?
スーパーに売っていた美味しそうな「塩サバ」を買ってきたのですが,後でよく見ると骨抜きになっていました。
実際料理して,いただいてみると,中央の大きな骨だけでなく,身の中にある骨も完璧にありません。
1本の小骨もなかったので,たぶん人が毛抜きで骨を1本づつ除いたのでしょうね。
油の乗った美味しいサバで,骨がないので,簡単に食べることができました。魚の場合,骨の周りの身が美味しいということはないので,問題なくいただけました。
魚を食べる人が減っているそうで,その理由の1番が骨があるから。ちなみに,2番は食べるのに時間がかかるから,3番は食べるのが面倒くさい。いずれも,骨が魚食を阻んでいます。
その意味では,骨なし魚の切り身は,魚嫌いを解消して食べる人を増やす起爆剤になるかもしれません。魚食が減っている現代,心筋梗塞や脳梗塞の予防に,魚の油の必須脂肪酸やオメガ3は大切ですし。
ただ,一方で,魚の骨を取ることができない子供を増やすことになるかも。また,魚の骨を取る時には箸のスキルが必要で,箸があまり使えない子供になるかも。
子供の時に,身をうまく食べて骨だけにすると,「綺麗に食べたわね」と褒められたものですが,この褒め言葉も聞けなくなります。
骨抜きは,食べるのには簡単ですが,何か物足らないものを感じました。慣れれば,良いのでしょうけれど。