もう少し前に,ナメクジを退治する方法を勉強しているときに、「三竦み(さんすくみ)」という言葉に出会いました。
「さんすくみ」を辞書で引くと、「蛇はなめくじをおそれ、なめくじはカエル をおそれ、カエルはヘビをおそれること。転じて、三者が互いに牽制し合って、それぞれが自由に動けない状態」。
カエルがヘビを怖がるのはよいとして、本当は、カエルやヘビはナメクジを食べないし、恐れて動けなくなることはない。
他にも、「さんすくみ」は、じゃんけんで、ぐー、チョキ、パーは片方に勝つが片方に負ける関係にある状態もさす。
ちなみに、インドネシアでは、親指(象)・人差し指(人間)・小指(アリ)の3本の指を使ってじゃんけんするそうで、象は、人間に勝ち、人間はアリに勝ち、アリは象に勝つ。
「さんすくみ」と同じような言葉には、ちょっとニュアンスが異なりますが、「三つ巴(みつどもえ)」でしょうか。
「さんすくみ」を、英語でなんというか調べてみると、相当する単語はなく、