2018年12月2日日曜日
今更聞けないUSB2とUSB3:ケーブルも違う
先日の国会で,サイバーセキュリティー担当大臣の資質を問う野党議員の質問で,「USBジャックをご存知ですか?」というのがありましたね。
USBというと、メモリーのことと思う人も多いかもしれませんが、パソコン、ゲーム、デジカメなどの情報機器の間でデーターを転送するための接続規格のこと。
USB は「ユニバーサル・シリアル・バス(Universal Serial Bus)」の略で、この規格の前にシリアル・バスというのもあった。
USB は、情報の転送だけでなく、電源供給もできるのでPC、デジカメ、スマホなど様々な電子機器で使われている。
最初のUSBは、これまでUSB2、USB3と進化してきていて、それぞれの転送速度は、12Mbps、480Mbps、5Gbps。最新版のUSB 3.1 Gen2は、10Gbpsになっている。
USBは、上位互換なので、USB3のコネクターはUSB2の機器にも使える。ただ、USB2の転送速度になる。
USB2とUSB3のコネクターの違いは、USB2が白色なのに対しUSB3は青色。ケーブルも違うので、機器本体がUSB3であっても、ケーブルがUSB2だと転送速度は落ちてしまう。
また、USB1のコネクターも白色なので、古いUSB1ケーブルをプリンターなどに繋いでいるとかなり待たされることになる。