「雰囲気」を「フインキ」と読む人が、若い人で増えているそうです。
もちろん、「雰囲気」は「ふんいき」と読むのが正しい。
学校で難しい漢字を習う時期が遅いのが原因みたいで、発音だけ聞くと「ふいんき」に聞こえるので、漢字を習って初めて「ふんいき」が正しいことを知る。
ところが、それをスルーすると、「ふいんき」のままいくことになり、漢字をうろ覚えにしていると「雰因気」なんて雰囲気だけで書いたりする。
「ふんいき」の発音は、「ん」の次に「い」がくるのが発音しにくい。しっかり発音しないと、たしかに「ふいんき」に聞こえる。
たとえば、「店員」も「てんいん」ではなくて、「ていいん」になってたりしませんか?
他にも、「しゅ」という発音は難しく、「派出所(はしゅつじょ)が「はしつじょ」に、「手術(しゅじゅつ」が「しじゅつ」になったりしやすいですね。