最近、だんだんと「生体認証」が増えてきていますね。最近のニュースなどによると、思っていたほど安全性が高くないようです。
生体認証というのは、体の一部で個人を特定する技術で、指紋による認証、手や網膜の静脈・虹彩のパターン、顔による認証などいろいろある。
最近は、空港などでの出入国のゲートでも、指紋や顔による認証が増えてきている。
中国や米国では、顧客の顔で認証で決済するサービスも始まっている。自動販売機が顔パスでジュースを買えるというわけ。
ところが、最近のニュースによると、最近のスマホやPCの指紋認証はどうもそれほど当てにならないらしい。実際、指紋をスキャンしてプリントしたものやセロテープに移った指紋の模様で認証解除できるという。
中でも安全性が高いとされていた指の静脈を利用した生体認証が,普通のデジカメで撮影した画像だけで突破できてしまうことも分かった。
理由は,カメラの解像度が上がったからだ。約7割の確率で突破できるというから、ほとんど役に立っていない。
パスワードなどと組み合わせで使うのがよいとのことだが、そもそもパスワード入力が面倒で「生体認証」が発達してきたものなので、変な話。