萩博物館によると、県内で発見された個体としては最大級の長さ。長門市で見つかったのは1999年以降8例目で、萩博物館に寄贈された。リュウグウノツカイは銀色の体と長く赤い背びれが特徴で、深さ200メートル以上の深海に生息している。
萩市でも2月中旬に深海魚「サケガシラ」計9匹が見つかっている。萩博物館の堀成夫主任研究員は「長さに加え、体高もこれまで見た中で最大の40センチ以上で驚いた。漂着した理由を分析したい」としている。
( 読売新聞)
リュウグウノツカイは全身が銀白色で、薄灰色から薄青色の線条が側線の上下に互い違いに並ぶ。背鰭・胸鰭・腹鰭の鰭条は鮮やかな紅色を呈し、神秘的な姿をしていることから「竜宮の使い」という和名で呼ばれる。現生する硬骨魚類の中では世界最長の種。(Wikipediaを参考)
ウナギの稚魚、シラスウナギも今年は豊漁になっている。昨年の夏が暑く、かつ冬が寒かったことで、海流が変化したことが原因らしく、深海にいるウナギ稚魚やリュウグウノツカイが冷たい海水で動けなくなり、海流に乗って上層に上がってきたと考えられる。