今年、台湾の故宮博物院の財宝が東京と博多で、初めて展示公開されることになった。その中でも目玉中の目玉は、白菜と角煮。食べるものではなく、自然の玉(ぎょく)で作られている必見の至宝。
この翠玉白菜と肉形石は、台湾以外の国外で初めて公開される。白菜は東京、肉は九州で各々2週間の限定公開。
故宮博物院は、大英博物館、ルーブル美術館、メトロポリタン美術館とあわせて世界の四大博物館と言われており、来場者は年間約400万人、収蔵品は約69万点に及び、そのほとんどが、中国歴代皇帝によって選び抜かれた名品ばかり。すべての展示品を展示するには、200年かかるというぐらいいっぱいある。
台湾に蒋介石が逃げてきたとき、中国からこれらの財宝を持ってきた。中国にも故宮博物院はあるが、価値高いものはすべて台湾にある。
台湾の故宮博物院に行って、実際に白菜と角煮をみたことがある。白菜にはバッタも乗っていて、色味といい、白菜そのもの。角煮も質感といい美味しそうなほど。ぜひ再度見てみたい。
東京会場
場所:東京国立博物館 平成館 特別展示室
会期:2014年6月24日(火) ~ 2014年9月15日(月)6月24日(火)〜9月15日(月・祝)
「翠玉白菜」展示期間[6月24日(火)~7月7日(月)、午前9時30分〜午後5時『翠玉白菜』展示期間[6月24日(火)〜7月7日(月)]は午後8時まで
九州会場
場所:九州国立博物館
会期:平成26年(2014年)10月7日(火)〜11月30日(日)午前9時30分〜午後5時
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