女子フィギュアスケートの世界選手権が、さいたまスーパーアリーナで行われ、浅田真央がフリーで138.03点をマークし優勝した。
27日行なわれたショートプログラムで、浅田真央は世界歴代最高の78.66点をマークして首位に立っていた。29日、フリーではジャンプでバランスを崩す場面もあったが、138.03点をマークし、自己ベストを更新する合計216.69点で優勝した。
2位はユリア・リプニツカヤ(ロシア)、3位はカロリナ・コストナー(イタリア)。鈴木明子は自己ベストを更新する71.02点で4位。村上佳菜子は10位だった。
世界選手権で3度目の優勝を果たした浅田は、注目される進退について「終わったばかりで、まだハーフハーフ(半々)。まだまだ体はいけるが、後は自分の気持ちだと思う」と明言しなかった。
一度、長めに休みをとった後、4年後の冬期オリンピックで金メダルをとるところを見せてほしい。もし金メダルをとったら、国民栄誉賞をあげたい(個人的希望)。
ところで、TV観戦していて、さいたまスーパーアリーナの観客席の大きさに驚いた。1万7千人以上の観客席。そんな立派な常設のリンクがあるのかしら? 調べてみると、スーパーアリーナにはアイスリンクはなく、普段はコンサートやイベント会場として使われているらしい。今回、アイスリンクを特設したとのこと。防水シートを張り、冷却管を敷き、散水して氷を作り、表面を削るとのこと。