2016年3月27日日曜日

「ガッツ石松」からこの名文句

ガッツ(Guts) というのは、英語では「内蔵」という意味とともに、「根性、やる気」という意味がある。

往年のプロボクサーのガッツ石松は、1974年にアジア人で初のWBC世界ライト級チャンピオンになる。その後77年までにタイトルを5度防衛した。

リングに上がる時には、「森の石松」よろしく三度笠片手に、道中合羽を羽織って花道を進んだ。

1974年4月11日、ガッツ石松は、WBC世界ライト級チャンピオンのゴンザレスに8ラウンドKO勝利する。この時両手を上げて勝利の喜びを表した。これを当時のスポーツ記者が「ガッツポーズ」と表現した。「ガッツポーズ」という名文句が生まれた瞬間だった。

「ガッツポーズ」は、いくつかのスポーツでは控えることになっている。特に日本の柔道などの武道は、ただ勝てばよいのではなく負けた相手のことも気遣う礼儀も大事とされる。

相撲でも同じで、横綱朝青龍が大相撲の土俵で「ガッツポーズ」して厳重注意されている。日本の心や礼儀は大事だと思うので、残すべきところには残しておいてよいと思う。「心の中でガッツポーズ」すればよいのだから。



ガッツ石松
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