2016年3月24日木曜日

喉が痛い!それは溶連菌かも

喉が少し痛いと思っていたら、だんだん痛くなって、ついにガラガラ声になって熱も出始める。アゴの下の扁桃腺が腫れている。こんな症状ありませんか?

この時期、寒暖差が激しいし、空気も乾燥している。花粉は飛びまくり、PM2.5が追い打ちをかけるので、原因はいっぱいありそう。しかし、もしかしたら、それは、溶連菌による感染症かも。

溶連菌感染症は、溶血性連鎖球菌(溶連菌)が感染することで発症する。感染力が強く、11月から春にかけて、特に子供の間で流行するが、大人も発症する。ここ最近は特に患者が増えている。

一般的症状は、とにかく喉が痛く、発熱を伴う。細菌感染に対抗して、扁桃腺が腫れる。この症状は軽いタイプで、まれに劇症型がある。

昨年からニュースになっている「人食いバクテリア」というのは、溶連菌感染症の劇症タイプ。免疫力が落ちたときはアブない。時には、死に至る。

治療は、抗生物質で細菌をたたく。ただし、ときどき抗生物質に耐性の菌がいるので注意が必要。感染経路は飛沫感染によるので、予防策は手洗い、うがい、マスクの着用。


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