庭にある梅の木2本とも、年々花の数も少なく調子が悪そう。木蓮も今年は花のつぼみが大きくならない。今までやったことがないが、植木の土壌改良に挑戦してみようと考えた。
家庭菜園では、作物の収穫が終わると、pHの調節をし直し、土壌を耕してふかふかに柔らかくし、牛糞堆肥などをすき入れる。野菜の場合は、さらに畝を立てて苗を植える準備をする。このような土壌改良なしには、次の野菜は育たない。
一方、庭の梅の木の場合、秋には木についている葉がすべて落ちる。さらに伸びすぎた枝を切りそろえたりして他に捨てるので、土壌の栄養分はだんだん失われる。また、酸性雨が何年も土壌をに降り注ぎ、酸性化して同時に固くなってしまっている。
土壌改良といっても、専門家がやるように、木のまわりの土を大部分除いて入れ替えるのは個人でやるのは不可能なのと、弱っている木の根をさらに傷めることになる。
そこで、根に負担をかけないよう、木の回りにいくつか小さな深い穴を掘って、取り出した土をpH調整し、肥料を含んだふかふかにした土にして戻してあげようと思う。
これを年次計画で異なった場所に順次穴を開け土を入れ替えることで、土壌改良できるだろう。
穴掘りには、手元にある金象印の穴掘り器を使った。穴径は7.5cm。木の根の土壌内での張り具合は、枝の張っている範囲くらいというので、木から1.5m離れた周りに穴を40-50cmの深さで6つ開けた。梅2本、木蓮1本の周りで同じように穴を開けた。
穴に、牛糞堆肥、米ぬか、バーク堆肥と掘った土を少しまぜ、消石灰と苦土石灰でpHを調整して入れた。これで、後は様子を見ることにする。
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