2016年3月11日金曜日

カップヌードルは下関で作られている!?

山口県下関市小月小島には、日清食品の工場があってカップヌードルの大きなオブジェ(↓)が2号線を車で走っていて遠くからでも見える。(ついでだが、隣には自転車部品と釣り具大手メーカーのシマノの下関工場もある。)

日清食品の「日清」は、「日々清らかに豊かな味をつくる」という創業者の言葉が由来で、中国とは関係ない。日清製粉、日清オイリオ、日清紡績、日清医療食品など国内には「日清」を持つ大企業がいくつもあるが、それぞれ関係はないそうだ。

日清食品は、世界で最初のインスタントラーメンである「チキンラーメン」(当時の値段は35円)を発売した会社。1958年だった。1968年に「出前一丁」を発売。

1971年には、「カップヌードル」発売。世界最初のカップ麺だった。当時の値段は100円とかなり高飛車な値段設定。それでも売れた。「カップヌードル」だけで、日本の販売累計200億食を2012年に突破している。

1976年には、焼きそば「UFO」、うどん・そば「どん兵衛」を発売し、大ヒットした。1995年には、 カップスバゲティ「Spa王」発売。1992年には生タイプ麺を使った「ら王」を発売。

食品衛生法で、商品には「製造所の所在地」及び「製造者の氏名(法人名称)」の表示が義務付けられている。「カップヌードル」だと、「下関工場製造」と底に書いてある。袋麺では、「チキンラーメン」の場合、製造者名のあとに、固有記号が付いている。

関東(茨城)、静岡、滋賀、下関工場があり、固有記号がそれぞれ、A,F,O,Bとなっていて、下関工場で作られているとBが印字されている。

現在市販されているカップヌードルは27種類。ところで、カップヌードルで人気なのは何でしょうか?答えは、「カップヌードル」が1位、2位は「シーフードヌードル」、3位は「カップヌードルカレー」。

(トリビア:この3種のうち、麺の太さは「カップヌードルカレー」だけ1mm 太い。「スープと絡みすぎないようにするため」の工夫だという。)

個人的には、「カップヌードルカレー」が好み。ラーメンのカレー版は何故かほとんどないから。

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