男子テニスの上位8選手によって争われる今季の最終戦、バークレイズATPワールドツアー・ファイナルズで、世界ランキング5位の錦織圭は準決勝で同1位のノバク・ジョコビッチと対戦し、1―6、6―3、0―6で敗れて初出場での決勝進出を逃した。
全米オープンの準決勝では消耗戦を制し、ジョコビッチとは今季1勝1敗だった。しかし、ジョコビッチは、このATPファイナルでは1次リーグA組で3試合全てストレート勝ちと圧倒的な強さを見せていた。
第2セットはとれたが、ジョコビッチの方が一枚上手だった。残念だが、これで、錦織の今季のツアーの戦いは終了し、日本人初の世界ランク4位入りになる。今後に期待したい。