以前、お寺に泊まって精進料理をいただいた時に出てきた、氷コンニャクが「まるで肉」だった。ダイエットにも使えそうなので、どうして作るのか調べてみた。
作り方はいたって簡単で、冷凍して解凍し水分をとるだけ。肉のような触感になり、味付けや料理次第でお肉の代わりに使える。たとえば、唐揚げや生姜焼きなど。他にも、五目ご飯や寄せ揚げなどに入れてもOK。
作る時には、コンニャクをカットしてから冷凍する方が便利。電子レンジで急速に解凍すると食感を悪くするので、冷凍したコンニャクは必ず自然解凍かぬるま湯で解凍する。
解凍後は、ペーパータオルやフキンなどで水分をとって、できあがり。さらに、室外などで風乾させれば、長時間保存できる。こうしたものは「凍みこんにゃく」として売っている(↓)。
食材を凍らせて保存を良くしたり触感の違う食材は他にもある。凍み(しみ)豆腐(高野豆腐)といえば、豆腐を凍らせ乾燥させたもので、水で戻すと独特の触感に変わっている。他にも、凍み大根、凍み餅、凍み芋などがある。
コンニャクは、食物繊維も多く整腸作用がある健康食品なので、様々な食べ方ができるのはありがたい。