2015年11月18日水曜日

「はやり目」が流行中 感染しない対策は?

流行性角結膜炎(はやり目)が流行している。本来夏場に流行する「はやり目」が秋深くなっても流行が続いている。

「はやり目」は、アデノウイルスの感染で起こる目の病気。アデノウイルスの感染力は高く、患者が触れたものに触れて目をこすると、高い確率で感染する。潜伏期は8~14日と長めなので、覚えがないまま突然発症する。

感染すると、結膜の充血や涙目、目やにが出る。感染力が強いので、片目が感染するともう片方も高い確率で感染する。

涙や目やにを介して感染し、特別な治療法はなく、対症療法で処置する。抗炎症剤、ステロイド剤、抗菌剤を処方する。

角膜に炎症が及ぶと透明度が低下し、混濁は数年に及ぶこともある。

都道府県別では、宮崎、鳥取、など西日本で多い。山口、広島も少なくない。

タオルなどの共有はしないことや、手洗いの励行などが大事。

流行性角結膜炎と診断されてしまったら、他の人への感染の恐れがなくなるまで
登校や登園は禁止。成人の場合でも原則的に1~2週間出勤停止になる。

家族内での感染を防ぐためには、タオルなどを共有しないことだけでなく、洗濯物を別にすること、お風呂は一番後に入ることなど、が必要。

はやり目







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