2015年11月23日月曜日

肩こり解消:手指にあるツボとトリガーポイント

肩こりにはいつも悩まされる。肩が凝っていても、会議中など人前では肩をたたいたり、腕を回すわけにはいかない場合も多い。手指のツボや腕にあるトリガーポイントを刺激して肩こり解消するワザを調べてみた。

中国医学では、ツボ(経穴)は「気と血」のエネルギーの経絡が合流したり分枝したりするところ。特定のツボを刺激すると、つながった器官などの気血の流れがよくなる。

このツボは手指や腕に集合しているので、肩こりを解消したければ、手指のツボのうちから肩まわりの気血の流れをよくする部分を適切に刺激すればよい。

また、最近「トリガーポイント」というツボに似た場所を押して、肩こりを直す方法も研究されてきている。トリガーというのは英語で「引き金」という意味。

トリガーポイントは、実際に「こっている」所と神経脈絡がない、かなり離れた場所で、押すと「しこり」を感じて痛いポイント。トリガーポイントを刺激することで、離れた場所の「こり」が治る。

まず、手指のツボ。合谷(ごうこく)は、人差し指と親指の交差する根元にあり、反対側の手の親指と人差し指で挟むようにして、揉むようにする。刺激を受ける手には力が入らないようにする。

痛がゆい程度の強さで、1分揉む。1分休憩して、あと2回繰り返す。合谷は、肩こりだけでなく、首こり、頭痛にも有効。

親指から腕に向かって走る筋で、肘の内側から2-3 cmくらい手の方にあるツボ(手三里)も肩こりに効果的。もう1つは、手三里と肘から対象位置にあり、肩こり用のトリガーポイントとされている場所。

ちょっとした時間で、肩こり解消しましょう。しかし、もう少し時間があったら、腕を振り回したり、肩を大きく上下して血行をよくするようにしましょう。


手のツボ




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