ツキノワグマの出没情報が増えている。冬眠に向け、食欲が増しているので人里まででてくるようだ。山口県でも生息地がないはずの岩国市、周南市、山口市、萩市などで出没が見られている。
先月に九州でクマの目撃情報があって、大騒ぎになった。九州ではクマは絶滅したはずだったからだ。フンの分析からイタチの仲間の「ニホンアナグマ」だったとのこと。しかし、本州にはかなりの数のクマがいる
山口市でも、クマの出没情報が今年の秋の分で13件上がっていて、徳地、宮野、吉敷など。詳細な場所は、山口市のHPにのっている(ココ)。
全国県別のクマの出没情報だけを毎月更新している個人サイトがあるので、他県の人は自分の県の情報をチェックできます(ココ)。
山口県のHP(ココ)に「クマに出会ってしまったら」というのがあって、一度は読んでおきたい。その要点をまとめると、
クマをバッタり会ってしまったら、十分遠い場合は、ともかくソッと逃げる。距離感が分からない場合、クマに向かって最初は驚かさないように音を出して人がいることを知らせる。これで大抵、クマは驚いて逃げる。
クマが近距離にいる場合、ともかくソッと離れる。クマは走るのが得意なので競争しても負ける。こちらに突進してきた場合、一目散に逃げてはいけない。大声で威嚇しながら、ペットボトルなど気を引くものを置きながら、距離をあけていく。
クマに会ったら死んだフリをするとよい、という都市伝説はウソ。山歩きは楽しいが、クマがいてもおかしくないので、心構えが大事。