今回の中古車選びは、ネットの有名販売店で、気に入った車を選ぶ所から始まった。今どきは、車の年式、装備などがすべて査定されていて、リーズナブルな値段になっている。このため、本体価格を値切ってみても、まず値切れなかった。
見積もりを見ると、本体価格以外に、車両登録費、自動車税、自動車取得税、自動車重量税、消費税、自動車リサイクル料金、車検整備費用、納車費用などが加算されている。今回、販売店のやりとりで、安くなったところから説明する。
1. 車両登録費、車庫証明は自分で簡単にできる。これを頼むと、何万円も請求される。
2. 車検残のある中古車には車検整備費用は不要。 ところが、今回車を点検するということで、4万円ほど請求された。実際に何をするのか点検項目を確認した方がよい。
3. 自分で販売店に車を取りに行けば、納車費用は不要。
4. 〇〇安心保障といって、たとえば10年間保障という契約に入るよう勧められるが、契約では同時に車検はこの販売店で行なう条件になっていて、よっぽどのことがない限り、販売店が得をするようにできている。基本的についている1年間の保障の間に車の欠陥は直してもらうだけで十分。
5. 下取り車について。下取りが0円どころか、廃車費用が2万円加算されていた!まだまだ動く車なので、ネットで調べてみると査定するサイトがあって、そこに出してみると、3万円で売れるではないか!中古車販売店が、もし(まずまちがいなく)この車を廃車にせずに売れば、もっとよい値段で売れるはず。ということは、販売店は売り手と買い手両方から荒稼ぎをしていることになる。
他の注意点を下にまとめた。
自動車税:前オーナーがすでに納税済みの場合は、新ユーザーが年度末までの未経過分を支払うのが一般的。もし請求されていたらそれが「未経過分の相当額」という扱いなのか確認。
自動車取得税:中古車の場合、ほとんどかからないのがメリット。
自動車重量税:車検残がある場合は請求されることはない。
消費税:中古車を購入する場合、車両本体価格と販売店手数料に消費税がかかる。しかし、税金や法定預かり費用、自賠責保険には消費税はかからない。
自動車リサイクル料金:自動車リサイクル料金が車両本体価格に含まれているのか確認しよう。
以上、車購入の際に参考にしてください。(個人的な勘違いも混じっているかもしれないことを最後に付け加えます)