2014年4月17日木曜日

海ぶどう 美味しいよ

「海ぶどう」(グリーンキャビアともいう)をご存知でしょうか? 沖縄で獲れる海藻で、ぶどうのようにつぶつぶがあり、中に種はないが、プチプチした感触。生のまま三杯酢につけて食べる。飲み屋にはあるが、スーパーではあまりみたことがないかもしれない。モズクととも沖縄産だが、海ぶどうはモズクほど流通していない。

石垣島や宮古島では、天然の海ぶどうが出荷されているが、季節が限られ、モズクは塩浸けにできるが、海ぶどうは塩浸けすると、浸透圧でつぶつぶが壊れてしまう。低温に弱く、冷蔵庫で保存するとしぼんでしまうので常温で保存する。7日間しか常温で保存できないのも流通していない理由。

最近は、沖縄本島、久米島で養殖できるようになったようで、年中手に入るようなってきている。ただし、認知度が低いこと、流通が十分でない、長期保存ができない、価格が高い点などが問題。店で見つけたら、チャンスなので買いましょう。通販もあります。

海ぶどうは、イワズタ科イワズタ属に属する海藻「クビレズタ」が本当の名前。売っているのは、10cmくらいで、1本の軸にぶどうのようにつぶつぶがついているが、本当は成長にともない枝分かれしていく。商品とするため、成長を枝分かれする前に収穫している。

海ぶどうを海水水槽で観賞用に栽培することもできる。海ぶどうは20-25℃が至適温度で、温度コントロールが重要で、温度が低くても高くても育たないという。

海ぶどう


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