2014年4月14日月曜日

今後ブタ肉価格↗ 伝染病で多量死

農林水産省は、子豚が感染すると高い確率で死ぬ豚流行性下痢(PED)の発生が、青森や大分など25県に拡大し、これまでに6万頭近くが死んだことを明らかにした。人がPEDに感染することはないが、豚肉の流通量が減り、価格高騰の恐れがある。

PEDは昨年、国内で7年ぶりに発生。10月に沖縄県で1例目が確認された後、感染が拡大。今年2月にいったん減少傾向となったが、3月に入って再び増え始めた。

死んだ頭数は、鹿児島県で2万7千頭、宮崎県で1万4千頭、3月に感染例が見つかった大分県で6千頭に上るなど九州地方で多い。全国では5万7000頭に上っている。(農水省発表の全国発生状況はココ

豚流行性下痢は、ウイルスが引き起こす伝染病で、水のような下痢が主な症状。糞などを介して広がる。10日齢以下の子豚では、脱水症状で高い確率で死亡する。1970年代に欧州で初めて確認され、日本では80年代に初めて発生した。

外国でも、欧州や米国で感染が広がっている。米国では、全米50州のうちの27州で流行中で、昨年5月以来、700万匹のブタがPEDに感染したという。豚肉の価格は今年に入ってから45%以上の急騰をみせている。

日本でも、豚肉価格は上昇を始めていて、kg単価で50円上昇した。今後さらに感染が広がる可能性が高く、豚肉不足が続くと予想される。

紅の豚